息子が反抗期に入り、毎日怒鳴り散らしては自己嫌悪に陥る日々を過ごしていて、この状態をどうにかしたいと手に取った2冊の本をご紹介します。
この2冊を読む前と読んだ後では、私の息子に対する態度も気持ちも確実に変化しました。
あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛
本吉 圓子
私は子供の頃、親からの愛情を十分に受けることなく育ちました。
そのため、自分の子供に対して、どのように愛情表現をすれば子供に伝わるのか分からなくて、自分の子育てに対しても自信が持てず、何かヒントだけでも得たいと思って、この本を手に取りました。
親が良かれと思って子供にしていることが、必ずしも子供が望んでいることではないということ、子供がどんなに親への甘えを欲しているかということ、子供の小さな望みをいかに自分の都合でないがしろにしてしまっていたかということに気付かされました。
最近、こんなことがありました。息子が毎日遊んでいた新幹線のおもちゃを息子が言うことを聞かなかったので取り上げて隠しました。
息子には「捨てた」と言いましたが、息子は平然として別のおもちゃで遊んでいます。親や祖父母が喜ぶだろうと思って買った新幹線のおもちゃが子どもにとってはそんなに大切なものではなかったということにショックを受けました。おもちゃを買い与えることは、子どもが本当に望んでいることとは違うのだと思い知らされる出来事でした。その後、この本を読んで、改めてそのことについて考えさせられたのです。
そして、この本の中では、問題行動を起こす子ども達が、親の抱っこや的確に子どもの望みに応えてやることで変わっていく事例をいくつも紹介しています。
お友達に暴力を振るったり、盗みを働いたり、おねしょや指しゃぶりが直らないのは、親に対する甘えが足りないからなのです。
たいてい、問題行動を起こすのは両親が忙しかったり、下に弟や妹がいて、十分に親に甘えられていない子ども達なのです。
私の息子も妹が産まれてから、わがままがひどくなりました。この本を読んで自分を振り返ると、息子が望んでいることをしてやらないばかりか、不機嫌に怒ってばかりいたのです。
私の何が確実に変わったかと言うと、それまで、「自分でやりなさい」と突き放していたことをやめたことです。
厳しくすることがしつけだと思ってきたのが大きな間違いでした。
私が寛容になると、息子のわがままも少し落ち着いてきました。
こないだは、抱いていた5ヵ月の妹を床に置いて、昼寝から起きて泣く息子を抱っこしました。妹もしばらく泣いていましたがそのうち泣き止み、こちらをじっと見つめた後、1人遊びを始めました。息子も落ち着いてまた眠りました。
妹も何かを感じているのだと思います。これからは息子を突き放さないでなるべく抱きしめるようにしようと思いました。
子どもに対して優しくできなくて、自己嫌悪に陥っているなら、1度読んでみてください。私も旦那も読み終えた後、泣きそうになったという感想を持ちました。